2026年10月11日
柴﨑裕斗(シャムエボルヴ)「1発ドカーンと倒して北海道で有名になります!!」
プロ無敗の“アイアン・フィスト”柴﨑裕斗(シャムエボルヴ)が
NEWGATE初参戦!WBKFアジアフェザー級王座決定戦出場!!
11.23 NEW GATE出場選手インタビュー
プロ無敗の“アイアン・フィスト”柴﨑裕斗が
NEW GATE初参戦!
「1発ドカーンと倒して、北海道で有名になります」
柴﨑裕斗(シャムエボルヴ所属)
プロフィール
しばさき・ひろと
2002年12月28日、北海道北広島市出身、23歳。
2023年度AKC(アマチュアキックボクシング
協議会)全日本-57㎏王者。
2025年WAKO世界選手権ベスト16。
WBKF日本フェザー級王者。
プロ戦績7戦7勝(4KO)無敗。
161㎝、57㎏。
所属ジム
シャムエボルヴ(siamevolve)
札幌市清田区北野5条2丁目6-12
E-1ビル清田通り1階
ファンクショナルフォース内
※最寄駅 地下鉄東西線「南郷18丁目」
https://siamevolve.jimdofree.com/
11月23日(月・祝)に開催される
「NEW GATE“3rd IMPACT”」
(シャトレーゼガトーキングダムサッポロ)。
注目の「北海道vs韓国対抗戦」で、
WBKF日本フェザー級王者の
柴﨑裕斗(シャムエボルヴ)と、
韓国のパク・テヨン(元KBA60㎏王者)が
激突する1戦は「WBKFアジアフェザー級
王座決定戦」となることが承認された。
持ち前の「アイアン・フィスト」を武器に
プロで2本目となるベルト獲りに挑む柴﨑選手に
キックボクシングを始めた理由や
NEW GATEへの思い、試合の意気込みを聞いた。
スポーツ経験は「ハンドボール半年間」のみ!?
「最初は女の子よりパンチ弱いと言われた」
――柴﨑選手のスポーツ歴を教えてください。
「高校2年の10月からハンドボール部に入って、
全国大会決まったんですけどコロナで大会が
中止になって。半年間だけやってそのまま
終わっちゃった感じですね」
――え? 小中学生の頃は何かスポーツは?
「何もやってないです」
――ええー? 運動を何もしてなくていきなり
ハンドボールやってレギュラーで全国大会出場
まで行ったんですか?
「ガチのレギュラーでもなくて、ハンドボールに
めちゃめちゃ上手い子がいないポジションが1つ
あって。僕、一人で夜に公園で練習したりしてて
そういうのを見て出してくれた感じです」
――もともと肩は強かったんですか?
「いや、肩はハンドボールじゃなくて、
格闘技を始めて、シャムエボルヴのフィジカル
トレーニングで強くなった感じですね」
――「パンチが物凄く強い」と聞いて
試合映像を見たら、身体の力が強くてその力を
拳に伝えるのが上手いですよね。
「子供の頃から野球かサッカーを相当やった
身体能力の高い人」を予想してたんですけど。
「公園を走り回ったりして遊んだりは
してましたけど、スポーツは特にやって
なかったです。家でゲームしてることが多くて、
あんまり外でという感じじゃなかったです(笑)。
もともと運動神経は良くて小学校の保護者面談
とかで『スポーツをやらせた方がいい』と
ずっと言われてて。
サッカーはやりたかったんですけど
なんか踏み込む勇気がなくて(苦笑)」
――ご両親やご兄妹は何かのスポーツで凄いとか?
「いや、親も兄妹も特に何もやってなくて
僕が凄いだけです(笑)。
パンチが強くなったのは代表(シャムエボルヴの
了安代表)に教わってるフィジカルトレーニング
のおかげですよ。始めた頃は『女の子よりパンチ
弱いよ』と言われてたぐらいですから(苦笑)」
――ええー!? その辺りは後ほどうかがいますね。
K-1の武尊や皇治を見て「格闘技やべえ!」
「格闘技の稼ぎでお父さん(会社経営)を越えよう」
――キックボクシングを始めたきっかけは?
「始めたきっかけは何個もあるんですよ」
――何個も?
「はい。1つは、ハンドボールを辞めた後に
『金持ちになりたい』と思って経営の勉強を
したんですけど、途中で『無理かも』と思う
ようになって(苦笑)。
もともと高校は私立とボクシング部のある
公立の恵庭南高校を併願で受けて。
『公立に行ったらボクシング部に入って、
俺、絶対に世界を獲ってやる!』と思って
ましたけど結局、私立に行ってボクシングはやらなくて。
それで『金持ちになりたいけど勉強は苦手だし
どうしよう?』となった時にK-1に武尊選手とか
皇治選手が出て来て『格闘技やべえ!』と思って(笑)。
ずっとやりたい気持ちはあったんで
始めてみようかな、っていう感じでしたね」
――それで大学に通いながらキックボクシングを。
「そうです。経営学部に行きながら、シャムエボルヴで
キックボクシングを練習してアマチュアの大会に出てました。
途中で半年くらい離れた時期もあったんですけど、
ちょうどプロの試合の話が来てたみたいで。代表に
『オファーがあったけど断った』と聞いて
『俺、もうプロ目前だったんだ』と
思って。もう一回、一からやり直すかと思って
再開しました」
――2023年度のAKC(アマチュアキックボクシング
協議会)-57㎏全日本王者に。この頃はプロを視野に
入れていたんですか?
「そうです。プロに上がるためにアマチュア優勝
しないと、って頑張って練習したんですけど。
アマチュアはトーナメントなので運もあって、
全国大会では一人目の相手が飛んで、僕、
1試合して勝ってチャンピオンになったんです。
だから僕は運もあるんだなって自分でめっちゃ
思います(笑)。もちろん優勝したのは練習の成果が
あってなんですけど」
――昨春に大学卒業後は仲間たちと解体業の会社を
作って、働きながらキックを続けているんですね。
「はい。ずっとキックボクシングを続けたかった
んですけど生活費とかを考えると働かないといけないし。
高校卒業の時に親と話し合って、お父さんに
『フリーターで格闘技を続けるのはダメだ』と
言われたんです。お父さんは運送会社を経営してて
『俺の会社に来るか、大学に行くかどっちかにしろ』と
二択を迫られて。悩んだんですけど格闘技は捨てられないし
『格闘技の稼ぎでお父さんを越えよう』と思って
大学に行きました」
――大学卒業後はお父さんの会社には入らなかった
んですか?
「そうですね。運送業だとトレーラーの免許も必要
だから取りにいかないといけないし、長距離運転だと
練習時間の確保が難しくなるだろうと思って。
解体業なら何も資格なしに仕事は出来るので
とりあえず、っていう感じで」
――柴﨑選手は以前から「ONEに行きたい」と言っていたそうですね。
「そうなんです。武尊さんや野杁選手が行く前から、
僕はずっと『ONEに出て勝負したい』と
言ってたんです。ONESAMURAIシリーズが
始まるずっと前からです」
――柴﨑選手が「俺、パンチが強いんだな」と気づいたのって
いつ頃ですか?
「うーん、始めた頃は代表に『右のパンチは強いね。
でも左は女の子より弱いよ』と言われてたんですよ(苦笑)。
思いっきり左ボディを打っても『何、このパンチ』って。
それでタイプ的に『パンチの選手』が自分に合ってるとは
思いましたけど、パンチが強いとは思ってなくて
『トレーニングしてもっと威力出さないと』と
思ってましたね。最近は『俺のパンチは強いな』と
思いますけど(笑)」
――映像を見てもパンチもローも強い打撃をどんどん打ちますけど
体幹トレーニングの成果なんですか?
「本当にそれにしかないですね。それに尽きますね」
――シャムエボルヴさんのインスタを見ると、体幹トレーニングを
始め、いろんなトレーニングをしてますよね。
「代表がいろんなトレーニングを調べるし、いろんな動きに
対応したフィジカルトレーニングとか、ちょっと表現は
悪いかもしれないですけど『格闘技バカ』みたいな(笑)。
僕はもうめちゃめちゃ大好きなんですけど」
――そうなんですね(笑)。
「本当に格闘技が大好きでいろんなことを教えて
くれるんですよ。
代表が教えてくれたフィジカルトレーニングを
やったらすぐに自分のパンチが変わったんですよ。
当たった時の威力がこんなに違うんだ、って
びっくりして。フィジカルを始めたらパワーも変わって、
めちゃめちゃやりましたね。体重も55㎏ぐらい
しかなかったんですけどすぐにデカくなって」
NEW GATEの演出は選手の気持ちをアゲてくれる。
1発でドカーンと倒して僕がもっと盛り上げます!!
――これまでの経験でターニングポイントになったことは?
「WAKOアマチュア世界選手権(昨年11月、アブダビ)に
呼んでいただいたことです。あれってプロ戦績に
入らないですし、僕、本当に4年間、アマチュアでも
プロでもずっと負けてなくて。
もちろん勝った方が結果的には良かったですけど、
あそこで1度負けを経験できたことは大きいな、と
思います」
――ルールも違うんですよね?
「違います。ヘッドギアとレガースを付けてますし、
当てられないようにして当てなきゃいけないルールで
惨敗したんで(1回戦を勝ち、2回戦敗退でベスト16)。
この負けの経験をプロの戦績に傷つけないで出来たのは
本当にデカかったと思います」
――相手は上手かったですか?
「上手かったです。威力とかじゃないんですよね。
僕はローを思いっきり蹴るんですけど、レガースを
付けてるから蹴っても効かないし、効かないから
足の動きとか何も変わんない(苦笑)。
相手は常連国のハンガリーの選手なので当て方を
よく知ってるし、当てられないやり方も知ってるし」
――レガースなしだったら全然違ったんでしょうね。
「はい。僕、スパーリング弱いんですよね。試合の方が
全然強いんですよ。『効く、効かない』が僕の中で
試合展開に大きく関わってくるというか。嫌がってる
箇所がないと難しくて、だからスパーリングは
あんまり強くないんです」
――ちなみに、柴﨑選手は6月の「NEW GATE」には
ジャッジとして参加していましたね。
「実行委員会の大場さんから代表に連絡が来て
『ジャッジをやってみないか、という話が来てるけど、
やる?』と言われて。アマチュアで一回やったくらい
でしたけど『やってみます』って。
内心ドキドキでしたけど(笑)何とかやり終えて。
ジャッジ席で大会を見ていたら『NEW GATEで
試合したいな』と思いました」
――打ち上げの席で柴﨑選手が「NEW GATE」の
演出とか盛り上げ方を絶賛してくれて、それを聞いた
実行委員会のメンバーが『次の大会は柴﨑選手に
出て貰おう』となったそうですよ。
「そうなんですね。大会を見て『いいな!』と思いました。
派手な演出をしたりアイドルを呼んだり、北海道で
そういうことやってる団体ってないと思うし。
選手は試合だからもちろんやる気はあるんですけど、
大会に出ていて『もっと派手にしてくれたらいいのに』
っていう気持ちはみんなあると思います。
『NEW GATE』みたいに演出して貰うと
選手の気持ちはアガりますよね」
――では最後に「NEW GATE」初出場の意気込みをお願いします。
「本当に『倒すこと』しか考えてないんでしっかり倒します。
札幌で試合するのは2回目ですけど、地元・北海道の
団体に出るのは初めてなんで。
ここで1発ドカーンと倒して、NEW GATEを盛り上げて、
ここで有名になりたいですね。目指してるのは『世界』
ですけど、北海道でまず有名になりたいな、っていうのがあるんで」
――しかも、試合がWBKFアジアフェザー級王座決定戦になりました。
「嬉しいですね。派手に倒して、プロで2本目のベルトを獲ります」
――仲間もたくさん応援に来てくれますか?
「祝日の月曜日じゃないですか。祝日って現場職だと動くんで、
そこがネックではあるんですけど。なるべく来て貰えるように
声を掛けたいと思ってます」
――試合自体は9か月ぶりになりますね。
「最近、パンチがめちゃめちゃいい調子なんですよ。
当たったらマジやべえなって。
代表もミット持ってて『これは絶対に骨が折れるよ。
硬すぎる!』とずっと言ってくれてて。
だから、自分でも試合が楽しみですね!」
――おお!
「僕、結構モデルが『魔裟斗さん』なんですよ。
魔裟斗さんもあの階級で小柄な方でしたけど、
デカい外国人選手に勝っていったじゃないですか。
僕もこの階級では身長が大きくないんで、
魔裟斗さんのようなローキックとパンチを
主体にしたスタイルを強化してきました。
最近はカーフも練習で蹴るとみんなが『痛い!』
って嫌な顔をしてて(笑)、早く試合で蹴りたいです」
――いいですね! 次の試合でしっかり見させていただきます。
「おまかせください(笑)。もともとキックボクシングを
始めた理由は『金持ちになりたい』だったんですけど、
やっていくと変わってきますね。
今はこの世界でどんどん上に行きたいです」
――最終的な目標はONEの世界チャンピオンですか?
「そうですね。そこまで行きたいです」
――そうなれば武尊さんや野杁選手のように
ファイトマネーとKOボーナスでお金も付いてきますよ。
「そうなりたいです。代表にも恩返ししたいと
思ってますし。まずは11月23日、絶対に倒して
WBKFアジアチャンピオンのベルトを獲りますので。
ぜひ会場に来て、応援をよろしくお願いします」
――期待してます。ありがとうございました。 (了)





